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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第8章 ~ステージ上で倒れる郁~

「おめでとうございます」

「おめでとう」

「おめでとう~♪」

「おめでとうございま~す♪」

4人から祝福されて、翔君からクリアファイルを渡されるヤンス青年。

「ありがとうでヤンス!
嬉しいでヤンスよ!」

ヤンス青年は、嬉しそうにクリアファイルが抱きしめながら、ステージを下りて自分の椅子に座る。

「では、次いきます」

2枚目のクジを引く翔君。

「38番の椅子に座ってる方、剣の直筆サイン入りの模造刀です」

「きゃあああああ、やった~~~~~!!///」

38番の椅子に座ってる中高生くらいの女の子は、喜びながら立ち上がってステージへ上がる。

剣君は、研磨君から模造刀を渡してもらい、女の子の前に来る。

「おめでとう
我が模造刀『斬鬼獅子王緑剣(ざんきししおうりょくけん)』は、今日からお嬢さんのモノだ」

「ありがとうございます!///
未来永劫、一生大事にします!///」

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