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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第8章 ~ステージ上で倒れる郁~

その度に、僕や周りの人達は怪訝な表情で、女性の方を見る。

「あと10分でイベントが始まります
今、少しお待ち下さい」

ステージ上で、歩さんがマイクでイベント参加者達にお知らせを言った。

そして、いよいよイベント開始の時間がやってくる。

「皆様、いきますよ
せーの!!」

「「「「「ソングボーイズ!!」」」」」

いつもの合図で、みんなでソングボーイズって叫ぶと、ソングボーイズのメンバーが、手を振りながら次々に登場する。

「きゃあああああ、翔ぅううううう!!///」

「剣様あぁあああああ!!///」

「筑紫きゅうぅうううううん!!///」

「有里くぅうううううん!!///」

僕を含む、参加者達のテンションは興奮状態になった。

「あっ」

有里君と目が合い、ニッコリと笑顔で僕に手を振る。

僕も、笑顔で有里君に手を振る。

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