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腐男子高校生と幼馴染のわんこ声優

第7章 ~夕陽の郁への気持ち~

本来なら、もっと早く行く予定だったんだけど、今日は掃除当番だって事を忘れてたんだ。

『それじゃあ、適当にいろんな店に寄りながら向かうね~♪』

「うん、ゴメンね…。」

『郁君に会えるなら別に構わないよ♪』

夕陽君のとの通話が終わり、俊樹君達の方を見る。

「ゴメン、お待たせ~」

「そんじゃあ、行くかー」

「俺は、教室の鍵を返しに行って来るよ」

「僕は、部活に行くね」

僕達は、教室を出ると廊下を歩き始めた。

◇JR桃谷駅・ホーム◇

「夕陽君の事だから、きっと会った途端にハグしてくるだろうなぁ」

南君と俊樹君はそれぞれ部活に行き、数多君は職員室へ行ったあとに、駅の改札で別れた。

数多君は、今日は道場の日みたいだ。

「今日は、夕陽君とソングボーイズのメンバーとカラオケ♪」

めちゃくちゃ、楽しみすぎる~!

有理(夕陽)君の生歌を、間近で見れて聴けるとか幸せ♪

「そうだ、有理君とデュエットしようっと♪」

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