
月明かりの追憶
第5章 迷走する恋
藤ヶ谷とキスしたら、身体中が癒され回復して来るのを感じた。
横「それは、たぶん」
北「なんで?横尾さん」
横「太輔とミツは、もしかしたら触れ合うことで互いに気を分け合っているのかもしれないね」
後日、横尾さんに話したらそう言われる。
横「その証拠に、あれだけ酷かったミツの身体が回復するの早すぎじゃない」
北「うん、まぁ」
横「愛の力のなせるワザってわけ、フッ」
北「そっ、そんなんじゃ…ねぇよ」
横「んっ?あぁーミツまだ、あれから太輔と進展していないんだ」
北「だって…さ」
あいつ、連絡して来ないし。
横「自分からすればいいでしょ、クスッ」
北「そりゃ」
でも、出来ないまま日が経ち。
北「はぁ…」
二「どうかした?ミツ」
北「別に」
しょうがないじゃん、どう切り出したらいいのか分からないんだもん。
横「やれやれ、フッ」
横尾さんの苦笑いした顔が、脳裏に浮かぶ。
二「さっきからミツ、スマホのディスプレイばかり見てるじゃん」
北「そう?」
二「待っているだけじゃダメだと思うけど、クスッ」
うわっ、ニカにまで言われちまった。
じゃ、なんであいつは連絡をして来ないんで自分で言ったんじゃん。
その…なんだ‥解決したら。
“いっぱい愛し合っちゃおうね、ニコッ”
なのに…さ
二「あっ、ガヤからだ」
北「えっ」
二「もしもーし」
どうして、俺じゃなくニカの携帯へ掛けてくるわけ。
二「いまぁ?ミツとデート中、うんそう」
俺には、くれないくせして。
二「へぇガヤは千賀と一緒にいるんだ」
北「はあっ?それはないんじゃね」
二「ミツ?」
北「あ、なんでもね」
やっば大きな声を出してしまったわ、アハッ
横「それは、たぶん」
北「なんで?横尾さん」
横「太輔とミツは、もしかしたら触れ合うことで互いに気を分け合っているのかもしれないね」
後日、横尾さんに話したらそう言われる。
横「その証拠に、あれだけ酷かったミツの身体が回復するの早すぎじゃない」
北「うん、まぁ」
横「愛の力のなせるワザってわけ、フッ」
北「そっ、そんなんじゃ…ねぇよ」
横「んっ?あぁーミツまだ、あれから太輔と進展していないんだ」
北「だって…さ」
あいつ、連絡して来ないし。
横「自分からすればいいでしょ、クスッ」
北「そりゃ」
でも、出来ないまま日が経ち。
北「はぁ…」
二「どうかした?ミツ」
北「別に」
しょうがないじゃん、どう切り出したらいいのか分からないんだもん。
横「やれやれ、フッ」
横尾さんの苦笑いした顔が、脳裏に浮かぶ。
二「さっきからミツ、スマホのディスプレイばかり見てるじゃん」
北「そう?」
二「待っているだけじゃダメだと思うけど、クスッ」
うわっ、ニカにまで言われちまった。
じゃ、なんであいつは連絡をして来ないんで自分で言ったんじゃん。
その…なんだ‥解決したら。
“いっぱい愛し合っちゃおうね、ニコッ”
なのに…さ
二「あっ、ガヤからだ」
北「えっ」
二「もしもーし」
どうして、俺じゃなくニカの携帯へ掛けてくるわけ。
二「いまぁ?ミツとデート中、うんそう」
俺には、くれないくせして。
二「へぇガヤは千賀と一緒にいるんだ」
北「はあっ?それはないんじゃね」
二「ミツ?」
北「あ、なんでもね」
やっば大きな声を出してしまったわ、アハッ
