テキストサイズ

僕のまーくん。

第33章 勘違い?


 
潤くんに、

【分かった。ありがとう】

と一言送ってまた、ベッドの上で
ぼんやりとしていた。


熱はないし、気分も昨日よりは
だいぶいいから、眠くもない僕は
ちょっと暇で……

学校休んでなんだけどさ。


ゲームしよ。


ゲーム機はまだ鞄に突っ込んだまんま。

立ち上がって鞄を開ける。


……ん?

なんか違和感。

教科書や筆箱の入れ方がいつもと
違う事に気づいて。

あっ、潤くんが昨日これ
鞄にしまってまーくんに渡して
くれたんだった。

そんな事を思いながらゲーム機どこ?

鞄に手を突っ込みながら探す。

その時、鞄の奥まで覗いて探してたから

底になんか、小さな白い紙切れが

入ってるのに気付いた。


ん?


何これ?


カサッ




開けて、




思わず固まった。




【男を恋愛対象として見れますか?】





心臓が



ガシッっと



鷲掴みされたような感覚に。




紙切れを思わず投げた。



N「なんなんだよぉ……」



声に出してた。
余りの気持ち悪さに……


 






ストーリーメニュー

TOPTOPへ