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大型犬との同居~Remake Of Story~

第6章 ~飼い犬と飼い主の初夜~

「小太郎さん!
この御恩は未来永劫、一生忘れません!」

僕は、出掛ける準備をする。

◇505号室・玄関◇

「小太郎さん、俺も行きます」

「わかった、一緒に行こう」

◇車の中◇

「やっぱり、尾行されてるね」

「はい…。」

車を運転して少しすると、後方の方に借金取り達が乗る車を発見する。

「ちょうど良いや
このまま、銀行まで一緒に来てもらおう」

◇梅田銀行敷地内・駐車場◇

-大喜視点-

駐車場で車を止めて、俺達が車の中から出る。

「来たな」

奴らの車が、向かい合わせのとこに止めて中から、3人が出て来て俺達の近くまで近付いて来た。

「よう、おふたりさん」

「借金300万ならもういいぜ」

「えっ?」

「もういいって…?」

借金取り2の言葉に、俺と小太郎さんは訝しむ。

「借用書なら、借りた本人に渡したからよ」

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