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ジッパー様

第21章 ジッパー様との出逢い

「私のことは気にせず、楽しんでくれ」


 父はそう言うと、ベッドがよく見える位置に椅子を移動し腰かけた。


「じゃあ、シホ。始めようか」

「……っ……」


 私はルークに腰を引き寄せられ、いきなりディープキスをされる。父に見られて興奮しているのか、ルークは激しいキスを繰り返した。


「……ん……苦しっ……」


 息ができないほど長時間キスされ、頭がぼうっとしてきた。気づけばドレスを腰まで脱がされ、背後から胸の膨らみを揉まれていた。


「……あんっ……」

「ほら見て、シホ。君のお父様が、君をじっと見ているよ」


 ハッと我に返ると、真っ正面にいる父と目が合った。父はギラギラとした目で私を見ている。いつもの、私を襲う目だ。


「……いやっ……」


 私が目を反らすと、父が椅子から立ち上がってこっちに歩いてくる気配がした。


「シホ、口を開けなさい」


 いつものように命令され、私は顔をあげる。目の前には、大きく反りたった父のペニスがあった。


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