
ジッパー様
第21章 ジッパー様との出逢い
「ピピッ」
小鳥が私の目の前で鳴いた。そして私をジッと見つめている、灰色の瞳で。
「……その瞳……まさか……」
その時、ドアの扉がいきなり開いた。
「なんだ、話し声が聞こえたが……シホ、お前一人か?」
「はい、お父様……」
私は慌てて手紙をスカートのポケットにしまった。
「窓を開けっ放しで何をしている? ……ん? なんだ、この鳥は」
父は窓際にいる小鳥を鷲掴みにしようとした。しかし小鳥はバサバサと外へ飛び去っていく。
「逃げ足の早い奴だ」
父は窓を閉めると、私をベッドに座るように促してきた。
「シホ宛てに手紙が沢山きたようだな。どうだ? 会ってみたい男はいるか?」
そう言いながら父は、私のスカートを捲って太ももを撫でる。
「……いません……」
「そうか、それなら今夜も飯島家のパーティーに行くことにしよう。やはり身体の相性は一度ヤッてみないとわからないからな」
小鳥が私の目の前で鳴いた。そして私をジッと見つめている、灰色の瞳で。
「……その瞳……まさか……」
その時、ドアの扉がいきなり開いた。
「なんだ、話し声が聞こえたが……シホ、お前一人か?」
「はい、お父様……」
私は慌てて手紙をスカートのポケットにしまった。
「窓を開けっ放しで何をしている? ……ん? なんだ、この鳥は」
父は窓際にいる小鳥を鷲掴みにしようとした。しかし小鳥はバサバサと外へ飛び去っていく。
「逃げ足の早い奴だ」
父は窓を閉めると、私をベッドに座るように促してきた。
「シホ宛てに手紙が沢山きたようだな。どうだ? 会ってみたい男はいるか?」
そう言いながら父は、私のスカートを捲って太ももを撫でる。
「……いません……」
「そうか、それなら今夜も飯島家のパーティーに行くことにしよう。やはり身体の相性は一度ヤッてみないとわからないからな」
