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COLOR’S~殺したのは私~

第60章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)④

碧海はベッドから立ち上がるとTシャツとジーンズを脱ぎ捨て下着姿になった。

「やめろよ」
「子供作ろう……私を朱夏だと思って抱いて」

下着姿の碧海が一歩一歩俺に近付く。

「そんなこと……出来るわけないだろ」
「いいの……一茶が幸せになれるのなら……」

碧海は泣きながらブラとパンティを脱ぎ、椅子に座っている俺の正面に立ち尽くした。

「そ……そこまでして子供なんて……」

俺と碧海の間に生まれた子供を俺と朱夏の子供として育てるなんて……

出来るわけもなく、してもいけない。

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