COLOR’S~殺したのは私~
第60章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)④
「朱夏のこと好き?」
「……好きだよ。碧海には申し訳無いけど
朱夏との将来も考えてた」
「そっか……そうだよね……」
碧海は伏し目がちになりながらも言葉を続けた。
「朱夏に不安を感じさせないであげて」
「どういうこと?」
「避妊した方が思う。子供を授かれない朱夏に
避妊をしないのは酷だと思う」
確かにそれは残酷だ。
朱夏を想うからこその避妊だといえよう。
「分かった。碧海ごめんな」
「子供が欲しいなら……私の身体を使ってもいいよ」
「碧海……おまえ何を言って……」
「私が産んだ子を一茶と朱夏の子として育てればいいんじゃないかな」
「……好きだよ。碧海には申し訳無いけど
朱夏との将来も考えてた」
「そっか……そうだよね……」
碧海は伏し目がちになりながらも言葉を続けた。
「朱夏に不安を感じさせないであげて」
「どういうこと?」
「避妊した方が思う。子供を授かれない朱夏に
避妊をしないのは酷だと思う」
確かにそれは残酷だ。
朱夏を想うからこその避妊だといえよう。
「分かった。碧海ごめんな」
「子供が欲しいなら……私の身体を使ってもいいよ」
「碧海……おまえ何を言って……」
「私が産んだ子を一茶と朱夏の子として育てればいいんじゃないかな」
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