テキストサイズ

COLOR’S~殺したのは私~

第57章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑨

『今、一茶と一緒だからに決まってるでしょ』
「だ……だって一茶は……し……仕事に……」

一茶は今頃九州に向けてトラックを走らせている。

『だぁかぁらぁ私も一茶のトラックに
乗ってるんだってばぁ』
「だ……だったら一茶に代わってよ」

沙羅っては私を見下したような話し方をする。

『今ねぇ私たち足柄PAに居るんだけどぉ
一茶はシャワー浴びに行ってるぅ』
「ウソ……ウソに決まってる!」
『だったら来てみればぁ?あぁ……でもぉ
朱夏さんが来る頃はぁ……一茶と私はぁ……フフッ』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ