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COLOR’S~殺したのは私~

第54章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑧

「ここでは……ちょっと……」

一茶と琥珀が住む203号室をチラ見する。

「どうぞ。散らかってますけど」

陣内は私を部屋に通してくれた。

陣内の部屋は参考書やテキストの類いがところ狭しと山積みになっていて、布団は万年床になっていた。

「で?どういうことですか?」

陣内は万年床であぐらをかき私はその脇に正座をした。

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