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COLOR’S~殺したのは私~

第21章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)③

「話って何?いい話?悪い話?」
「どちらかと言えば悪い話かな」

悟史と哲也から聞いた話をそのまま碧海に伝えた。

さぞ驚くことかと思ったが碧海は眉ひとつ動かさず私の話を冷静に聞いていた。

「ね?信じられないでしょ?」

私はこういう具合に話を締め括った。

「有り得る話だと思うけど」

意外な反応で私の方が驚いた。

「だって、あの琥珀がだよ?」

私は幼少の頃の話まで持ち出し琥珀が信じられない私は納得出来ないということを懸命に訴えた。

碧海はその傍らで平然とタバコを吸っている。

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