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COLOR’S~殺したのは私~

第15章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)②

「朱夏に彼氏ねぇ……まぁ、琥珀だったら
驚いてたけどな。でも琥珀は当分無理だな。
大人しすぎるし」

あえて男っ気が無さそうな琥珀を引き合いに出し、聞きたくない朱夏の彼氏の話題を避けた。

━━━━━━━━だが
碧海はもっと俺が聞きたくないことを、さらりと言って退けた。

「琥珀も彼氏いるよ」

まさかまさかまさか……琥珀に限って……

動揺してしまっている俺を尻目に碧海は軽快に喋る。

「じゃなきゃ、あんなにエロい下着つけないっ
しょ」
「それは……」

なんだよ……それが根拠っていうのか。

その下着は俺の為だと、つい口にしてしまいそうになる。

「バイト先で男にエロい下着を見せて
アパートに連れ込んでエッチしてるらしいよ」
「適当なこと言うなよ」

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