
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第3章 青空と共に・・・流れる雲
優人に手を引かれ
ほとんど引きずられるように
彼の実家を後にする私は
『・・・』
『・・・』
マンションの前で止まり
タクシーを停めようとするユウトに
何も・・・言えませんでした
どうして良いかわからない
それもあるけれど
何を言っても
彼を・・・とめられない
そんな気がしたから
それから・・・あとは
こわく・・・なかったから
動揺こそしていても
不思議と・・・
優人に手を引かれて歩く
そのことが
例え行き先が・・・どこであっても
不思議と恐くはなかったのです
『どこ?』
『えっ・・・』
タクシーが見えた頃
優人が私に聞きました
『お前、今どこ住んでんの?』
・・・
私は・・・彼に
身を任せました
『□□駅のそばの・・・ビジネスホテル』
だって・・・何を言っても
どんなに抵抗しても
無駄な気がしたから・・・(笑)
『ふふっ・・・・・・りょーかい』
優人は笑って
やっと・・・少し笑って
手を挙げてタクシーを停め
私たちは一緒に
タクシーに乗り込みました
ほとんど引きずられるように
彼の実家を後にする私は
『・・・』
『・・・』
マンションの前で止まり
タクシーを停めようとするユウトに
何も・・・言えませんでした
どうして良いかわからない
それもあるけれど
何を言っても
彼を・・・とめられない
そんな気がしたから
それから・・・あとは
こわく・・・なかったから
動揺こそしていても
不思議と・・・
優人に手を引かれて歩く
そのことが
例え行き先が・・・どこであっても
不思議と恐くはなかったのです
『どこ?』
『えっ・・・』
タクシーが見えた頃
優人が私に聞きました
『お前、今どこ住んでんの?』
・・・
私は・・・彼に
身を任せました
『□□駅のそばの・・・ビジネスホテル』
だって・・・何を言っても
どんなに抵抗しても
無駄な気がしたから・・・(笑)
『ふふっ・・・・・・りょーかい』
優人は笑って
やっと・・・少し笑って
手を挙げてタクシーを停め
私たちは一緒に
タクシーに乗り込みました
