無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『これと・・・これと

あと・・・これも下さい』






結局、仕事から帰って

夕飯をさっさと食べて

マリアと仔うさぎを連れて

ペットショップをまわった






『マママ・・・マリア？！

まだ買うのか！？』





ペットショップのデカいカートが

山盛りになるほど

店員に聞いては商品を

次々にカゴに入れていくマリア





『え・・・～だって

足りないものがあると困るしぃ』







『・・・(汗)(汗)(汗)』





く…車に乗るだろうか

この荷物・・・(汗)







「ぉ…お客様・・・(苦笑)

もう十～～分かと思います」





売るのが仕事であろう店員も

マリアの買い込む荷物の山を見て

しまいには止めていた(笑)










会計を済ませて

俺はマリアと

大量のうさぎのエサや道具を連れて(笑)

再び帰宅した。










帰ったら帰ったで

マリアはうさぎの家の組み立てやら

そのへんはそっちのけで(笑)

(こんのやろ～～
そんなこったろうと思ったぜ)

段ボールに入れた仔うさぎに

夢中だった






・・・ガキかっつーの(笑)







『ふぅ・・・～～ほら出来たぞ』








うさぎのカゴ・・・ケージっての？

家を組み立て終えて

俺はマリアを手招きした






『わぁ♪…ゆぅちゃん、ありがとう

～～ほら・・・お待たせ～～・・・』





マリアは仔うさぎを

大事に、そっと抱えて

ゆっくりケージに入れた