
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第3章 青空と共に・・・流れる雲
『例え…例え、まりあさんの
それが…二度目でも
三度目であっても
僕にとっては…なんの異論も
ないことです』
『・・・』
『あ・・・すみません
おかしな事を・・・。
今時…珍しい事でもない
なんて言うと…それもなんですが
ええと…あと、これは
余計な話と言いますか
話すべきではない事かも
知れませんが
僕の…親は
僕の両親は…二人とも
再婚同士です』
『ほぅ・・・?』
『いえ・・・だから
それが当たり前だとか
違和感がないとか
そういう話ではなくて
それは…それぞれ事情だとか
訳あっての事であったり…そのつまり
その両親を見て育った僕は
それを・・・恥ずべき事だとか
両親のことを…恥ずかしいなどと
思ったことは一度もありません
それが誰かに後ろめたいとか
そんな風に思う感覚は
ちっともありません
まったく…思いません
それは・・・まりあさんに対しても
同じ意味です』
『・・・』
『世間の言う…〃当たり前〃だとか
〃教科書通り〃でなくていい
僕は・・・まりあさんと
一緒にいたいんです・・・』
涙が・・・出そうでした
いいえ・・・出ていたかも知れません
物怖じしない
そんな事は決してないのだろうけど
少なからず
そんな様子を微塵もみせない
そんな・・・優人は
座布団に鎮座して
ぎゅっと握りしめた拳を膝にのせ
真っ直ぐに父と対峙する
そんな優人の姿は
なんと言いますか
〃武士〃・・・ ・・・みたいで
すごく・・・かっこよかった
それが…二度目でも
三度目であっても
僕にとっては…なんの異論も
ないことです』
『・・・』
『あ・・・すみません
おかしな事を・・・。
今時…珍しい事でもない
なんて言うと…それもなんですが
ええと…あと、これは
余計な話と言いますか
話すべきではない事かも
知れませんが
僕の…親は
僕の両親は…二人とも
再婚同士です』
『ほぅ・・・?』
『いえ・・・だから
それが当たり前だとか
違和感がないとか
そういう話ではなくて
それは…それぞれ事情だとか
訳あっての事であったり…そのつまり
その両親を見て育った僕は
それを・・・恥ずべき事だとか
両親のことを…恥ずかしいなどと
思ったことは一度もありません
それが誰かに後ろめたいとか
そんな風に思う感覚は
ちっともありません
まったく…思いません
それは・・・まりあさんに対しても
同じ意味です』
『・・・』
『世間の言う…〃当たり前〃だとか
〃教科書通り〃でなくていい
僕は・・・まりあさんと
一緒にいたいんです・・・』
涙が・・・出そうでした
いいえ・・・出ていたかも知れません
物怖じしない
そんな事は決してないのだろうけど
少なからず
そんな様子を微塵もみせない
そんな・・・優人は
座布団に鎮座して
ぎゅっと握りしめた拳を膝にのせ
真っ直ぐに父と対峙する
そんな優人の姿は
なんと言いますか
〃武士〃・・・ ・・・みたいで
すごく・・・かっこよかった
