
碧い空に出逢えて ~ 羽ばたく鳥 ~
第3章 青空と共に・・・流れる雲
話に入る隙間がない
優人が・・・それを与えない
それもあるけれど
その過去の事実に動揺を増した私は
最大級の緊張感と真剣さを漂わせ
まだまだ寒さも残る私の地元にいながら
額に汗さえ見え隠れする優人を
横目で見ていました
『・・・外は…寒いでしょう
どうぞ・・・お入りなさい』
優人とずっと
目を合わせたままだった私の父が
フッ・・・と、一瞬目をそらし
伏し目がちになると
優人にそう告げた
『っ・・・ありがとうございます
失礼します・・・・・・』
優人は…もう一度、大きく頭を下げて
ようやく一歩…玄関をくぐり
一歩…私の実家に足を進めました
チラリ・・・
私は父を見上げました
それはそれは・・・気まずいという表情で
ずっと優人と対峙して
私の方は見なかった父は
ようやく私の方に目を向けて
笑顔…では、もちろんなく
怒るでもなく
無表情?…なんとも言えない
赴きのある表情で
私の目を見て、ただコクリと頷き
私の事も中に招き入れるように
促しました
優人が・・・それを与えない
それもあるけれど
その過去の事実に動揺を増した私は
最大級の緊張感と真剣さを漂わせ
まだまだ寒さも残る私の地元にいながら
額に汗さえ見え隠れする優人を
横目で見ていました
『・・・外は…寒いでしょう
どうぞ・・・お入りなさい』
優人とずっと
目を合わせたままだった私の父が
フッ・・・と、一瞬目をそらし
伏し目がちになると
優人にそう告げた
『っ・・・ありがとうございます
失礼します・・・・・・』
優人は…もう一度、大きく頭を下げて
ようやく一歩…玄関をくぐり
一歩…私の実家に足を進めました
チラリ・・・
私は父を見上げました
それはそれは・・・気まずいという表情で
ずっと優人と対峙して
私の方は見なかった父は
ようやく私の方に目を向けて
笑顔…では、もちろんなく
怒るでもなく
無表情?…なんとも言えない
赴きのある表情で
私の目を見て、ただコクリと頷き
私の事も中に招き入れるように
促しました
