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胡桃のエッチな恋愛事情

第58章 椎名佳祐の帰国⑨

とうとう……

来るべき日が来てしまった。


「私も一緒に行く。辞表出さなきゃ」

「胡桃……後悔しないか?」


佳祐が私の顔を覗き込む。


「するわけないじゃん。佳祐と一緒に
居たいもん」


私が佳祐の手を握ると強く握り返す。


「胡桃は居るだけでいい。俺が全て話すから」

「ぅん……」

「2、3発は覚悟だな」


佳祐が拳を握り自分の頬に当てる。

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