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既成事実作ってやるよ

第3章 運命へのカウントダウン8

「浮気が悲しいのは聞かずとも分かる

けど内心、浮気されたとこで
婚約を破棄できる理由が1つ見つかったって
思ってるんじゃないのか?」


悔しいくらいに当たってる

あたしは、司よりもズルかった。

司が浮気する以前の問題、
司との結婚を迷ってた
そして今でも迷ってる

「図星だろ?」

『・・・そうじゃない!』


泣きながら声を上げるあたしに燕さんは目を見開いた

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