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既成事実作ってやるよ

第2章 運命へのカウントダウン9

『司を傷つけないで・・・』

自然とそんなことを発してた自分に驚いた


「だったら此処に居ろ

あと今日はゆっくり休め」

そう言って布団をかぶせてくれた

その優しさは何?

わかんない。



ー危険な男に捕まったー


けど不信感は無い。

きっとそれはこの部屋のお香の匂いのせいなんだろう

変な安心感。


『燕さんはどこで寝るの?』


「リビング。
なんかあればすぐに言えよ」


『あたしがリビングで寝ます』

突然他人の家にきて、

寝室まで占領するなんて・・・

非常識過ぎる。

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