
Everyday Love MORE
第2章 Bad Romance【白黄】
まだ戦いの興奮が冷めやらないのか息が上がり頬が赤く染まり目は涙で潤むというちょっと危ない状態。
ジャスミンは辺りを見回すとまだ息があるアリエナイザーを探した。
そこにまだピクピクと痙攣しているアーナロイドを発見した。
「…君、生きてる?」
ジャスミンが軽く蹴りを入れるとアーナロイドは不思議な言語の悲鳴をあげる。
ジャスミンは気にもとめずそのままアーナロイドの股間を足で刺激した。
アーナロイドは自分が何をされているのか分からず、ただただ叫んだがロボットにも生殖機能はあるらしく次第にそこの部分は硬くなっていった。
「あっと驚くタメゴロウ…」
主張し始めたそこはとても凶悪で安価型なのにご立派なモノを用意してくれるのね、とジャスミンは小さく笑った。これなら自分の欲望を思う存分解放できる。
次にジャスミンはスカートの中に手を突っ込みそのままショーツを下げると自身の蜜壷に指を這わせた。
「んッ…大丈夫そう…ね…」
そこは充分に潤っており、受け入れる準備は万端だった。
そしてジャスミンがアーナロイドに跨ろうとした瞬間、目の前のアーナロイドが爆発で吹き飛んだ。
ジャスミンが慌てて振り向くとデカブレイクの姿のテツがブレスロットルを回しながらこちらに歩いてきた。
きっとファイヤーフィストでも放ったのだろう。
変身を解いたテツは鬼のような形相だった。
「なかなか帰ってこないと思えば…またですか」
「なんで邪魔するのよ」
「邪魔じゃないです。ジャスミンさんの貞操を守っただけです」
貞操を守るなんてどの口が…と毎晩自分の貞操を踏みにじる相手を盛大に睨んだ。
「そんな顔しても駄目です。大体、何を考えてるんですか?いくら興奮してるからって敵と交わるなんて頭おかしいですよ」
散々な言われようにジャスミンも多少ムッとしたが反論の使用がないのでぐっと我慢をした。
「でも…それはチミが相手してくれるってことざんしょ?」
