テキストサイズ

アホエロ小説

第1章 引っ掛けたら後悔しました。

普段ならばこんな、行きずりの相手とセックスをするようなことはないのに、とぼんやりと思う。


確かにかつて色々な男とこういった行為をしてきたが、それらは全てお互いに気持ちを伝えあってからだ。




たまたま、道端でぶつかってそのままホテルに止まらせてもらったような相手とこんなことはしないのに......





しかしそんな考えさえも放棄させるくらい、この男はとにかく素晴らしい男だった。




目の前に惜しげも無く晒された綺麗に割れた腹筋。

まるで慈しむように桐野の体に触れる大きくて綺麗な手。

顔、声、身体、オーラから全てにおいてこちらが上なのだと主張されている感じがして、若干のM気質を持つ桐野にとってはただ興奮を高めるものでしかない。




ロバートの手によって脱がされたシャツの下に、薄っすらと筋肉のついた締まった身体が現れる。


その筋肉のくぼみを撫でるようにロバートが指を滑らせるとほんのりと色づいた二つの飾りに手が止まる。



そしてそのままキュッとそこを摘ままれると、桐野の身体はピクンと跳ね上がった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ