テキストサイズ

こんな恋って、アリですか?

第3章 お宅拝見

 そして、居室へ移っての第2ラウンド ――


  2人はキスでお互いを高め合い、
  そのままベッドのある衝立の向こうへ雪崩れ込む。


「な、なんか、やばい……」

「んー? どうして」


  キスだけでKO寸前の綱吉をベッドに押し倒し、
  その上へ馬乗りに跨る柊。


「だって、こんなの初めてで……」

「だろうなー、オレもキスだけでこんなにしてる奴、
 見るの久しぶりだわ。すっげぇー、かわい」


  と、爆発寸前の……に、触れられ綱吉は悶絶。


「ん、ふっ ―― だ、だめ……っ」

「夜は長いんだ。まぁだ、イクなよ~」


  そう言って柊は綱吉の下半身を、
  ゆっくり嬲り始めた。


「あぁぁっ! ホントだめだってっ。手ぇ離して」

「さぁて ―― こんな可愛いTUNAに質問です……
 キミ、普段は受け? 攻め?」

「……せ、め」

「わぉ ――」


  柊は意外な驚きで目を見張った。
  それを見て綱吉は慌てて言葉を付け加える。


「えっと、受け、もする。両方」

「リバーシブルね。器用なんだな」

「いっつも……混乱しちゃうんだ。ボールを、
 どっちの手で、投げようかって……あぁ ン
 ……は、ぁ……あ、の ――」

「なぁに?」

「んふ……マ、ジ、も、だめだから……ゆるし ――」

「面白いから嫌だ。気持ちいいだろー? 自分の欲望には
 もっと素直にならなきゃ」

「は……んン ―― っ、はぁはぁはぁ……」


  そうやって、綱吉で遊んでいる所に
  固定電話のベルが鳴る。


「チッ ―― 留守電入れ忘れた」

「忘れないでよぉ!」

「電話終わったら相手してやっから、それまで
 我慢な?」

「ええ~~っ」


  柊は綱吉のジュニアも弄びつつ、
  電話の応対にも出た。


「はい、柊 ―― なんだ、のぶか……ああっ?! 
 って、マジかよ?? あとどれ位で生まれそうだ?」


  そうやって柊が電話している間にも、
  綱吉の射精感はどんどん募り ――。


  綱吉は柊の腕を叩いたり突いたりしながら、
  必死に下半身の限界を示す。


「そっか……こっちも取り込み中なんだが、OK、
 途中で洋介拾ってそっちに行くから」


  通話は終わったが、
  綱吉の我慢も限界を超したようで、

ストーリーメニュー

TOPTOPへ