テキストサイズ

好きって言わない!

第27章 ラブストーリーは突然に。





A side




A「・・・そっか。
なら良いんだけど。」



N「・・・・・。」



A「・・・・・。」




え、なんか気まずい。
何この沈黙。




N「あのさ、何でそんな事思ったわけ?」




A「え・・・」




不機嫌そうににのが俺を見上げている。
なんか今日は怒らせてばかりだな・・・



こんな事言ったらよけい起こるかもしんないけど、もう全てをハッキリさせたい。




A「にのと翔ちゃんが一緒に居るとこ何回か見て・・・
なんか雰囲気がアヤシイっていうか。
もしかして、俺とするみたいな事翔ちゃんともしてるんじゃないかって・・・。」




N「まーくんとするみたいな事?」




A「・・・キス、したり。」




N「は?」




A「エッチな事したりとか・・・。」




N「はぁ?!」




普段あまり声を荒げないにのが大きな声を出したので驚いた。
不機嫌MAXで睨まれる。
こ、怖い・・・




N「お前・・・俺が翔としてるって思ってたの?
今までずっと??」




A「さ、最近だよ・・・
だって翔ちゃんと仲良いし!
翔ちゃんはイケメンだし頭も良いし、にのだって俺なんかより、」




N「うるせーーー!!」




A「いてぇーーー!!」




思いっきり頭をぶん殴られて、目がチカチカする。
てかにのに殴られるなんて・・・!
今までこんなに怒った事ないかも!!




A「ごごごごめん!!
俺の勘違いっ・・・
にのが翔ちゃんの事好きになったら寂しいって思っちゃって・・・!」




N「ふざけんな!!
お前ムカつくんだよ色々と!!」




今度はポカポカと胸を殴ってくる。
これは可愛いけどムカつくって言われてる!!
しかも色々って俺何やらかしちゃったの?!






ストーリーメニュー

TOPTOPへ