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そんなわけで。撮影後、俺がよく行くバーにやってきた。

マスターが気を聞かせて、個室に通してくれる。

「さすがJ！オシャレ～！
良かった～。俺、いつものカッコじゃなくて(笑)」

「ニノらしくない(笑)。今日はどしたの？」

「いや、Jと飲み行くかも、と思ってちょっと合わせたのよ。こないだ『VS』のOPトークでTPOのこと言われたからさ(笑)」

「ふふっ、覚えててくれたんだ。それより、珍しいじゃん。ニノから誘ってくるなんて」

「うん、まあね」
と、いつもより着飾った(？)ニノは笑って答えた。

センスいいんだから、普段からこういうカッコすればいいのに(笑)。


「「お疲れ様～」」

アルコールを口に含むと、ひんやりと冷たく体中に染み渡っていった。