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Treasure of life

第7章 Love Wonderland

side S

「あとね、これも…プレゼント」
俺は大きなカバンから包みを取り出した。

「え、マジで?俺こんなにいろいろ貰っちゃっていいの?」
「うん」

雅紀が俺から包みを受け取って中身を開封する。
「これって、トレーニングウェア?」
「そう、雅紀最近ジム行ってんじゃん?だから着てくれるかな〜と思って」
「着る着る!めっちゃ嬉しいっ。翔ちゃんありがとう!!」
「良かったー」
雅紀が心から喜んでくれて俺も自然と笑みが溢れた。
「翔ちゃん、いつも実用的なものくれるよね」
「俺らって割とそうだよね。雅紀も前に下着くれたしね(笑)」
「やっぱり使ってもらえると嬉しいからね(笑)」


「じゃあケーキ食いますか?」
「食べよ!食べよ!」
「ちょっと早いけど雅紀、誕生日おめでと〜」
「翔ちゃんありがとー!!」
ナイフを持ってきて等分に切り分ける。

「ぅんま〜♪」
「ほんと美味そうな顔して食べるね(笑)」
「スイーツ部ですから!」
雅紀は満面の笑みでそう答えた。

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