5色の星☆アソート
第68章 My sweet honey SM1 翔
1-2
そして2時間後
「翔くん、遅くなってごめんね」
「いや、大丈夫。もっとゆっくりしてきても良かったのに」
移動時間を考えれば 2人で吞んでたのは
ホントに短い時間のはず
あの流星の熱の入れようから
いくら潤が早く切り上げようとしても
そう簡単には離してもらえないんじゃないかと
危惧していたのだけど
予想よりずっと早く来てくれた潤に
俺の頬は緩み、台詞も甘く 余裕のあるものになる
「だって 早く翔くんに会いたかったから・・ね」
「潤・・・」
潤は酔ってもあまり顔に出ないからわかりにくいけど
よく見ると これ 結構酔ってないか?
うっすら目元が赤くなってるし
濃厚な蜂蜜みたいに甘い声が
俺の理性にとろりと絡みつくようだ
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える