
5色の星☆アソート
第64章 いっしょだと最高! AN3 ニノ
「ぷはー、美味い!ありがと、ニノちゃん、ちょっと元気出たかも」
「・・そりゃよかった・・」
覚悟を決めた俺の悲壮感をぶち壊しにする相葉さんの雄たけびに
調子を狂わされながらも 先を促す
「んで・・・何か用?」
「うん・・・あのさ、・・聞いた?記事の話」
やっぱり用件はこれか
緊張で喉が締め付けられて 息苦しくなる
それでも何とか平静を装う
「あぁ・・・うん」
「あの、さ・・・」
ダメだ、やっぱり何でもない顔して聞くことなんて出来ない
「あ・・俺やっぱコーヒー飲もうかな
相葉さんは?ついでだから淹れようか」
「あ・・・うん」
