
5色の星☆アソート
第44章 インロックと合鍵と俺 SN5 翔
「ちょっ・・・何なの、もう・・・」
ドアを閉めた途端
身を捩るようにして逃げようとするけど
逃がすものかと よりきつく抱き寄せる
「話があるから 俺んち来て」
「・・・俺は無いよ、話なんて」
「そう?さっきの事 気になってるんだろ?全部説明するからさ」
怯んだところを 強引に車に押し込む、
って、俺まるで誘拐犯みたいだな
でも、今日こそ 俺はニノを離さない
結果がどうあれ、
俺の気持ち全部をわかって貰えるまで
言葉を尽くし、
誠意を込めて
俺は ニノに 好きだ、と告白するんだ
