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ねぇもう嫌・・・

第21章 検査④



柊先生がズボンに手を掛けると、私も慌ててズボンを掴んだ。




『手は横。肩の力抜いてて。』




「っ」




柊先生はそう言ってショーツも一気に脱がした。




「っ…」




朝から、私は一体何をやらされているのだろう。




そして目の前で微かに微笑んでいる男の人も。




馬鹿みたい。




この男は、ただ私より先に生まれただけで、




人より少し頭がいいだけで、




医学に長けているだけ。




それだけでいとも簡単に人を脱がせられるんだ。




って違うよ。ちゃんとした医療行為なの。




…分かってる。






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