無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「あ、あ、…っ、ぁあ…」

口淫を続ければ続ける程に、にのは蕩けていく

舌で丹念に解したそこに、先ほどのローションを付けた人差し指と中指を差し込んでみても、にのの表情が苦痛に歪む事はなかった


「いきなり2本でも、気持ち良さそうじゃん」

「んぁ…っ、だって…！」


ぐちゅ、といらやしい音が静かな室内に響き渡る

さっき、イク直前で止められたにのはもう、快感を追うことしか考えられないの充分に分かる



にのの中から指を引き抜いて、にのの背中を抱き締め

「自分から、挿れて」

にのの耳許で囁いてから、ペロッとその耳朶を舐めた

戸惑うにのを残し、再び座る

身体を起こしたにのは泣き腫らした顔で俺を振り返った


「あい、ば、さ…？」

「うん、自分で挿れて」

“もう、欲しいでしょ？“

にのの好きな低い声で促してやる

ぞくぞくと背中を波打たせたにのの涙が床に零れ落ちるのが見えた

「はぁ…っ、あ…」



だけど欲しいのはにのだけじゃない

俺だって、にのが欲しくてたまらない