
今日も明日も 2nd season
第36章 H B M *黄×緑×ちょっとだけ黄*
耳の後ろから、舌を立てて首筋、シャツから覗く鎖骨に伝い降ろして行くと
俺の肩に置かれた指に時折キュッと力が入る
その度に、連動するように唇も噛み締めるから
…我慢してても感じてるのが分かる
にの、かなり敏感?
もしかして俺より感じやすいんじゃない?
少しずつ、ボタンを外しながら舌と一緒に体ごと下にずらして
腰から胸を手のひらで優しく撫でれば
「ん…っく……」
必死に声を出すまいと更にきつく唇を噛んでいて
「にの…」
名前を呼ばれて、潤んだ目で睨むように俺を見つめた
「ダメ」
「なに…が…」
「唇、切れちゃうよ」
「うる、さい…っ」
まだ憎まれ口叩く余裕はあるんだ
…さすがにの
でも、今日は怯まないからね
撫でていた手のひらで、まだ柔らかい胸の尖りを掠めてみる
「…っ」
また、びくっとする体
もう一度掠めた後、指先でその先端をくるくる転がしてみたら
「や…っやめ…!」
……いとも簡単に解かれた唇
思わず嬉しくて、片方は指でいじりながら
もう片方をぱくっと唇で挟んで
ちょっと強く吸い上げてみたら
「あ…っ、やぁ…!あ、あ…」
…仰け反りながら、にのが甘い声を上げた
