
今日も明日も 2nd season
第32章 コイゴゴロ *紫×黄*
自身も強く扱かれて、先端の滴はそれに塗りたくられて
「あ、も…っイク…!イッちゃ…っ」
「かず…っ!俺、も…っ」
「…ああっ」
俺のナカで、潤くんがドクン、と震えたと思ったら
次の瞬間には引き抜かれ、俺のお腹の辺りに熱を吐き出した
全てを吐き出した後、まだイッてない俺を躊躇なく口に収め、絶頂に追い上げる
「あ、あ、じゅ…っあああ!!」
…あまり間を置かず、俺も潤くんの口に熱を放ってしまった
ー…気が付いたら、潤くんの腕の中にいた
体が怠い
腰が痛い
…ああ、そうか
学校、初めてサボっちゃった
3年の大事な時期だってのに
だけど
そんなのどうでもいいと思ってしまうくらい
心が満たされていて
…凄く、幸せで
だって、叶う筈ないと思ってた気持ちが繋がった
この先どうなるかなんて分からないけど、今が幸せだからそれでいい
「潤くん、大好き」
気持ち良さそうに眠る潤くんに、軽くキスをして
俺は更に体をくっつけて、また瞳を閉じた
ー…愛してる
遠くなる意識の向こうで
潤くんが微笑んでくれた気がした
end
