無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「かず、可愛い」

両方の胸の尖りを、指と舌で交互に弄ばれる

濡れた舌が離れる度に訪れるひんやりとした空気に晒されるそこは

小さいくせに固くなっていって

固くなればより敏感になって、潤くんからの刺激を快楽に変えていく


体が熱い

まだ触られてもいない俺自身も、この快楽に忠実に反応していて

だけどそんなの潤くんに知られなくないから

少し膝を立てて、身を捩った


初めてなのに、感じてしまう自分が恥ずかしい

こんな俺を見たら、潤くんに軽蔑されそうで怖い


「かず…」

優しく呼ばれて、ギュッと閉じていた瞼をあげると

これまでにない、柔らかな笑顔が俺を捉えていた


「大丈夫…」

そう囁くと、潤くんがキスをしてきた

最初は啄むように、軽く

舌で唇をなぞると、そのまま開けろと言うようにノックする

うっすらと、閉じていた唇を開けば

あっという間に潤くんの舌が滑りこんできた



逆らうことなんて、出来なかった

ただ、潤くんに全てを委ねるしか出来なかった