
今日も明日も 2nd season
第30章 オトナ時間
一気に押し寄せる脱力感
体は絶頂を迎えたはずなのに、吐き出した形跡がない
荒い息のまま、相葉さんを見上げると
「…空イキ、出来たね」
なんて、目を細めていて
俺も初めての快楽に、訳も分からず曖昧に笑って見せた
「…そろそろさ、俺もイキたいんだけど」
相葉さんが自身を持って、俺の目の前に差し出す
躊躇うことなくそれを指に取り、咥内に迎え入れた
「ん…、にの…っ」
相葉さんがしてくれたように、俺も相葉さんのソレを丹念に愛撫する
既に勃っている先端からは、先走りが滲み出してきた
このまま口でイカそうと、強く吸い上げたら
「もう、いいから…っ」
強引に口から相葉さんが抜けていった
「なんで…?」
イキたいんでしょ?
俺だって相葉さんを愛したいよ
だけど相葉さんは
「最後はね、にのの中で……一緒にイキたい」
ギラリ、とした雄の目になった
「え…」
俺の体を俯せて、腰を高く引き上げる
「ちょっ…やだ、これぇ…」
相葉さんの前に、臀部を晒す格好
逃げたくてもしっかりと押さえられて身動きが取れない
