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今日も明日も 2nd season

第30章 オトナ時間


「んん…っ」

蕾の周りをぐるりとなぞられる

それだけで、ビクビクと震えてしまう体を抑える事は出来なくて

挿入ってくる期待と恐怖で無意識に涙が滲む


「あ…そうだ」

相葉さんがふと手を止めると、空いた手で頬を撫でた

そして

「ごめん…まずはこっち」

目を細めて俺を見ると、ようやく唇にキスをしてくれた


待ち焦がれたキスに、薄く唇を開く

すぐに相葉さんの舌が入ってきたと思ったら

最初から、激しく自分の舌を絡め取られた


「んぅ…っんん!」

息付く隙も与えないような、深いキスは苦しいのに

送り込まれる唾液でさえも嬉しくなる


…だって愛されてるって、実感できるから




「んん!」

止まっていた、蕾への悪戯がいきなり再開された

周りを解すように動かされるそれは

少しずつ、だけど確実に中に侵入を果たしていく

ジェルのせいなのか、スムーズに受け入れる俺の中が、畝り出す


「ひあっ!!」

全部入ったところでカチッと音がして


…俺の中のそれがぶるぶると動き出した

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