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今日も明日も 2nd season

第30章 オトナ時間



俺の左側に、相葉さんが寄り添うようにぴったりとくっついてきた

「なに……」

怖い

何をされるんだか分からないから怖い


「気持ち良く、させるって言ったからさ」

相葉さんが耳許で息を吹き掛けながら囁く


「ん…っ」

耳を擽るそれに、思わず首を竦めた

「とりあえずさ、1回イッとこうかな」
「え…」

再び響くくぐもったモーター音

それを躊躇する事なく、相葉さんが俺の先端に押し当ててきた

「やぁ…っダメ!ダメって…!」

既に先走りを滴らせているソコを、小刻みな振動が刺激する

今まで味わった事のない、鋭い刃のような快感

両手を拘束する鎖が激しく揺れた

「やめて…っああ…!」
「すご…溢れてきた……」

相葉さんのうっとりした声

反比例した激しい快感

「んあ…っ!」

ローターを、グッと押し先端をグリグリさせると、もう訳が分からなくなった

「も…やめ…っ出ちゃ…!」
「イッていいよ」

ー…今日は何回でもイカせてあげるから

一度そこから離して

形をなぞるように振動が辿り

焦らされた挙げ句にもう一度先端に当てられて


「もぉ…っ……っ!!」


我慢なんて出来ずに吐き出した熱が、俺のお腹と、相葉さんの手を

……汚していた

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