
今日も明日も 2nd season
第28章 bartender *赤×緑*
ガクガクと揺さぶられる腰に翻弄される
奥を抉られる度に、立っているのがツラくなってきて
気を抜いたらすぐにでも床に崩れ落ちそうだった
「まさ、き…気持ち、いい?」
荒い息の中、翔ちゃんが囁く
動く度に汗が俺の体に落ちてきて、それすらも快感を呼び起こすとか
「いい…っ翔ちゃ…んっ」
そう答えれば、翔ちゃんが嬉しそうにまた奥を抉るから
翻弄される俺の意識は
…もう飛びそうになっていた
「俺…、もうヤバいかも…っ」
スパートを掛けるように激しくなる腰の動きに
「んあ!あ、あ、ああ…っあ!」
俺の声も、壊れたスピーカーみたいに止まれなくなって
「まさき…っまさき…!」
名前を呼ばれるのが堪らない
"俺"で気持ちよくなってる証みたいで
「翔ちゃ…っ!好き…っ好き…!」
俺も、熱に浮かされて
無意識に、名前を呼ぶつもりが "好き"とか叫んでた
「く…っ雅紀…、もう限界…っ」
俺の中の翔ちゃんがグッと質量を増した
……最後が近付いている
