
今日も明日も 2nd season
第28章 bartender *赤×緑*
「は…っぁあ…!」
はだけたワイシャツの中をいやらしく這う指
何度も弄ばれた乳首は痛いくらい敏感になって快感を受け止めている
いくら閉店したとは言っても、入口の鍵は開いたままで
勘違いした客が入ってくる事も珍しくない状況は
余計に俺も、…翔ちゃんも煽り立てているのかも知れない
固定されたスツールの間の、狭い空間では
身動ぎ1つ、ままならないから
その中で、少しでも身を捩れば
逃がさない、と言わんばかりに翔ちゃんの目が鋭くなった
「雅紀…」
乳首を舌で転がされ
空いた指が下半身に滑り落ちていく
ピタッとした細身のスラックスを押し上げる自身を
翔ちゃんの指が下からするりと撫で上げた
「んんっ」
ビクリ、と体が震える
それだけで、イキそうになるくらいの快感が背中を走った
「直接…触って欲しい?」
乳首から唇を離し、耳を噛むように囁かれ
「待っ…て、翔ちゃん…!」
俺は震える手で翔ちゃんの肩を押して、動きを制止した
