
今日も明日も 2nd season
第27章 赤色クレヨン *赤×紫*
潤の白濁を指に纏わせて、未だ開かれた事のない後ろにそれを回した
蕾の回りを解すようにしていくけど
…そんな簡単にはそこは開かなくて
指を1本、少し入れただけで、痛いくらいに締め付けられた
潤の顔も、苦痛に歪んでいる
そう言えば…
昔、興味本位で調べた同性のセックスには
潤滑油になるものが必要だとあったのを、ふと思い出した
ローションなんて持っていない
何か代わりになりそうなもの…とキョロキョロして
サイドテーブルの中に、ハンドクリームがあることに気が付いた
何もないよりはマシだろ
だってもう、止められないんだから
俺は潤を抱くって決めたんだから
潤の髪を撫でながら、片手を伸ばして引き出しを開ける
手のひらに納まるチューブを取り出して、そのまま片手で蓋を捻った
感触が気に入って買ったそれは
オイルに近いくらいに柔らかいクリームで
たっぷりとそれを指に取って、再び潤の蕾にあてがった
