無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

相葉さんの腕が背中に回った

まるで壊れものを扱うかのように、優しく俺をソファーに寝かせる

たったそれだけなのに、身体に触れるあらゆる箇所が悲鳴を上げた


「ん…っ」
思わず相葉さんにしがみつく

「にの、口開けて。唇噛んじゃダメ」

「ふ…、ぁ…」


逆らう気力なんか残ってない

言われるままに相葉さんを見つめたまま、少し唇を開くと

すぐに相葉さんの舌が、俺の唇をペロッと舐めた


「んぁ…っ」

だけどそんなの、熱くなった身体には物足りない

震える手を伸ばして肩の辺りにしがみつくと

縋りつくように自分からキスを強請り、相葉さんの唇を舌で強引に抉じ開けた


舌を絡める度に、いやらしい音が響く

わざと動こうとしない相葉さんに焦れて、こちらから積極的に絡めて誘うけれどなかなかそれに答えてくれなくて


「…っ」

少しだけ目を開けて様子を窺えば

楽しむように目を細めている相葉さんがそこにいて


「やだ…っ」

…思わず唇を離して首を振った