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今日も明日も 2nd season

第24章 台風注意報


…なんて

俺だってとっくに限界だし、かずの中気持ち良すぎてかなり辛いんだけど


「かず……」

緩くかずの中を回すように腰を寄せれば、かずが甘い吐息でそれに答えた

同じタイミングで息を吐いて

力が抜けた処でかずの弱い箇所を軽く刺激する

激しくしなくたって、快感は追える

むしろ、こうしてゆっくり昇り詰めていくのは

かずの何とも言えない蕩けた顔を長く見ていられるのが嬉しいと思う


俺に全てを委ねて

俺だけに縋りついて



そしたら俺は、かずだけをずっと愛していくから



「もぅ、イキた…っ」

「一緒に、気持ち良くなろ?」

「ん、まーく、……あっ」

閉じそうになる瞳を必死に開けて、かずが俺を見つめる

潤んだそれに、俺が滲んで映っている



どうかその目が

これからも俺だけを映してくれますように




「ああっ、…あ、あ…!」

「かず…っ」


「「大好き……!」」

二人同時に同じ言葉を発し、お互いに目を丸くして思わず笑ってしまったのが引き金になって


…抑えきれなくなった欲望に、二人とも夢中で溺れていった



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