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「ね…、やめ、て…お願い…っ」

相葉さんの髪を掴んでる筈の指には全く力が入らない

だけどどこかに縋ってないと、おかしくなりそうで

どうせ縋るのなら、無機質なシーツより相葉さんがいい



「言葉と行動が合ってないよ」

脚の間から上目遣いに笑われた

そんな事言われても困る
だって今の俺は何かを考える事も難しいんだから



「気持ちいいんだろ？」

…相葉さんからしたら、縋る俺は強請っているように見えてるらしい


違う、と言いたくても
俺の口からは意味を成さないものしか出せなくて

否定したくても、気持ちいいのもまた事実で



結局どうにも出来なくて、髪に指を絡ませた俺は

相葉さんから与えられる快感にただ翻弄されるしか術はなかった



続く💚💛