テキストサイズ

Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第14章 振り向けば・・・いつも君だけが

『えー?!ほんとっ???

高2の終わりに受験決めたの??!』




『・・・』





『ないないない!絶対無理だよ(笑)

普通間に合わないし!無理!』




悪気なく(笑)サクラコに

真っ向から…ぶった切られてる

オレの過去の…栄光?





『・・・やっぱそうかな』





『そんなミラクル聞いたことない!』






『・・・なんだったんだかね

いけちゃったんだよな、あの時は』



もう、数年前になるか

誰もがこのサクラコと同じような

リアクションをした

オレが受験を決めた時の事を振り返る






『ケイゴって…天才型だったのね?』





『・・・それはないと思うけど』




『ふふっ…人ってわからないものだよね♪』




『お互いにね・・・(笑)』




二人でケラケラ笑いながらも

オレは…本当にふと、だけど

当時を振り返る




このサクラコも然り

世間の人には、まず【あり得ない】と

断言されるような、オレの過去の挑戦




今になって…オレ自身も

思うかも知れないんだ




あれは・・・本当に


あの時のことは



∥誰か∥が起こしてくれた

【奇跡】だったんじゃないか・・・なんてね

ストーリーメニュー

TOPTOPへ