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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第6章 夢をみる・・・

『あ・・・またあがった~~

リボン?蝶々かな???』




首が痛くなるんじゃないか?

ってくらい

カンナは夜空に咲く

無数の花火に釘付けだった







『きゃー!・・・みてみて!

ケイゴ!みて!すごーい』






『・・・今の一発で

ゥン百万だな・・・(笑)

金持ちなスポンサーがいたもんだ』






『ケイゴって・・・無粋~』







『ほんの・・・一瞬

パッと咲いて・・・すぐに消えて

あったかなかったかもわかんない

そんなもんが、そんないいもんか?』






『~少しは高校生らしくしなよ

まったくケイゴってば・・・(笑)』






オレの可愛げゼロ

夢なし発言に

時折ムッとしつつも







『パッと咲いて・・・一瞬で散る

・・・かぁ・・・』







『?・・・』







『ほんの・・・一瞬だから

その時しかないから

尊くて・・・キレイで

だから良いんだよ・・・きっと』









カンナの言葉は

その・・・心は

相変わらず純粋だった

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