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ゼネル「ガデムがここまでやられるなんて・・・・一体相手は何者だったの？」



ガデム「確か・・・・聖騎士のグンダと名乗った奴だった」



その名を聞いたグラデラは驚いた表情をした



ゼネル「聖騎士を知っているの？」



グラデラ「かつて大魔王ﾌﾙｸﾞﾗﾝｽに戦いを挑んだ騎士が存在した、彼らはトリスダム城に住まう魔王軍に対し、ザイレンス城の騎士は魔王軍を討ち滅ぼそうとしたが魔王軍の力は強大で死んだと聞いていたが・・・・生きていたのか！」




ゼネル「え～！？そんなの初耳だよ！」




ガデム「じゃあ俺達はこれからどうする？」



グラデラ「これは緊急事態だ！すぐにトリスダム城に行って報告しなくては！」



ゼネル「そうだよ！早く大魔王に知らせて彼らをやっつけようよ！」



？？？「そうはさせぬ」




グラデラ「ん？誰だ！今すぐに出てこい」



ゼネル「ん？あっ！上に何かいるよ？」




空を見上げると頭上に巨大なドラゴンがいた



グラデラ「なっなんだおまえは！」




しかしドラゴンが答える事はなく口から灼熱の炎を吐いてきた



グラデラはガデムを担いで逃げてゼネルをおとりにした