無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「私は漁師をやっていて、海辺で網を使って漁をしていたら突然ハーピーがやってきて私以外の漁師仲間を殺してきた、私は必死に逃げたがハーピーの移動は速かった、君たちに出会っていなかったら今頃ころされていたよ」




グラデラ「なるほど～」




エクレア「この後はどうされるの？」




「とりあえず一旦、港に帰って皆に知らせないと、それよりも君たちはなぜこんな場所に？」




エミリア「そりゃあ誰かさんのせいで道を間違えたとか言われちゃって」




「はっはっはっ！なるほどな、よくある話じゃないか」




グラデラ「笑いごとじゃないですよ、僕たちは行かなくてはならない場所があるのですから」




「ほう、その場所とは？」




エミリア「確かあれ・・・・え～とへリオ何とかだったような」





「もしかしてへリオポリス城の事を言っているのか？」




エミリア「あっ！そうそう、それよ」




「・・・・冗談だろ？お前らあの遥か北にあるあの城に徒歩で？悪いがへリオポリス城はこの海の向こう側にあるんだ！」




エクレア「へっ？どう言う事？」




「へリオポリス城は大陸から離れた位置にあり、孤島に巨大な城が特徴的だ、船で行けば行けるが・・・・」