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こうしてエステルの肉体は魔術師により消滅され、魂だけの存在になっていたのである



エステル「ここまでの話しの経緯で何か聞きたいことある？」




しかしギリガム以外は寝ていた



ギリガム「むっ！コラー！人の話を聞かないで寝てるとはどういうつもだ？」




エミリア「んあ？寝てないよ？」



エクレア「ちゃんと話を聞いていたぞ？」



グラデラ「ん～ネムネム～」



エステル「大丈夫かしら？」



ギリガム「まあ今は仕方ないんだ、それで話しに戻るがその魔術師って男か？それとも女だったか？」



エステル「声は男だったけど姿がフードで隠れていてよくわからなかったわ」




ギリガム「そうか・・・・おっと、エステルに頼み事があるんだがいいかね？」




エステル「何かしら？」




ギリガム「この３人を適性のある職業にさせてくれないか？」




エステル「・・・・それは無理ね、まだ子供じゃない、それに例え適性の職業になった所で、未熟者だから使えないわよ？私の力はもうないからダメね」




ギリガム「一体どうすれば・・・・」




エステル「もう私の残された時間はもう少ない・・・・最後にあの"騎士"の居場所さえ教えれば良かった・・・・」