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とある城内で１人の騎士が攻めてくる敵を退け、王の間にいる王様を救う為、１人の騎士が急いで向かうがその先に居たのは・・・・




騎士「王様！ここは早くお逃げください」




王様「・・・・」




騎士「この城はもう持ちません、私が安全な場所まで誘導します」



王様「・・・・」




騎士「王様？」




王様「・・・・」




明らかに違う王様に違和感を感じた




騎士「王様・・・・」




騎士は王様に近づこうとしたら雷が落ちてきた、すぐに騎士は剣で防いだが身体が痺れて動けない




騎士「一体何処からこんな雷が・・・・」




すると王様の座る玉座の後ろから１人の魔術師が現れた




騎士「あなたは・・・・何故ここに王様と？王様はなぜ何も喋らないのだ？」




魔術師「それを教える必要はない」




騎士「どう言う事ですか？」




魔術師「それはお前がここで朽ち果てるからだ！」



ズドーン(雷が落ちる音)




落雷が騎士の身体に直撃する




騎士「ぐああああっ！」




大ダメージを受けた騎士だが、まだやられるわけにはいかないと踏ん張る




魔術師「やはり並の魔法では倒せぬか・・・・」




騎士「・・・・何故だ・・・・何故あなたがこのような事を・・・・こんなことをする人ではなかったはず・・・・」




魔術師「無駄な足掻きは見苦しですね、まぁ冥土の土産に教えてやろう・・・・"漆黒の魔女"が現れた・・・・」




騎士「漆黒の魔女だと？それは一体・・・・」




魔術師「さらばだ」




魔術師は騎士を石化状態にされ、空間転移魔法で騎士は何処かへ飛ばされてしまうのである





魔術師「さぁこれで邪魔者は排除しました王様」





王様「・・・・」




魔術師「さて・・・・私は次の段階に移行しなければ、まだまだたくさんやることがあるからな」







かつて英雄と呼ばれた騎士は１人の裏切りによって全てを失い、彼は"忘れられた辺境"に石になって放置されるのであった・・・・